こんにちは!KNIT@DAISYです。
今日は、前回の記事でお話しした「初心者さんが壁にぶつからないためのアドバイス」の中で触れた「その作品を編むために必要な道具が揃っているか確認する」という項目についてお話ししたいと思います。
編みたい作品を編むための一歩として、ぜひ目を通してみてください。
しっかりと準備することで、編みたい作品の完成に近づけると思います。
毛糸と棒針・かぎ針の選び方
まず、編み物をするのに必要なものといったら、毛糸と編み針が思い浮かびます。
市販の本を見て編みたいものを決めた方の場合は、毛糸の種類や編み針の号数(太さ)の指定まであるので、準備しやすいですよね。
ちなみに毛糸と編み針の太さの選び方は、編みたい毛糸の紙の帯に対応する号数が書いてありますので、それを参考に選ばれると良いかと思います。
「棒針 6号〜8号」とか、「かぎ針 5/0号〜7/0号」という記載がありますので、
その範囲内の編み針を選ぶと良いと思います。
編み物の経験がある方は、自分の編んだものがぎゅっと詰まっているかふわっとゆるいかを考えて、目が締まってぎゅっとしている方は範囲の中でも大きい数字の編み針(6号〜8号なら8号)を選びます。
逆にふわっと目がゆるい方は、範囲の中で小さい数字を選ぶと良いと思います。
作品を仕上げるために必要な道具はそれだけではない
さて、毛糸と編み針があれば準備完了!と思われるかもしれませんが、まだまだあります。
編み始め、編み終わりに出てくる糸の端っこを処理するためには、毛糸用の「とじ針」という針が必要です。
これは普通の縫い針では穴が小さすぎて代用できませんし、なくてもなんとかなるというものではありませんので、必ず用意されることをお勧めします。
必要な大きさまで編んだとしても、ピロピロと出ている糸がそのままでは本当の完成とは言えませんもんね。
そして、もう一つ。
あった方が必ず助けになるというものがあります。
それは、段数リング。段数マーカーとも呼ばれます。
かぎ針でくるくる編み進める時に、どこが始まりか分からなくなってしまったりすることを防ぐことができる印をつけるための道具です。
目を数えるのにも使えますし、ほつれ止めにも使えます。
例えば、棒針で「何目編んだあとに模様を入れる」とか、中心がどこであるかを示しておくとか、作品を編めば編むほど活用する機会が多くなると思います。
棒針用の目数リングという輪っかもありますが、これは糸でも代用できますので必要ないでしょう。
私のお勧めは、クロバーの段数マーカーです。
安全ピンのような形をしていて、とても使いやすいのです。
KNIT@DAISYの生徒さんにもこれをお勧めしています。
この4点があれば、基本的なものを仕上げるためには十分だと思います。
とじ針は初心者さんの盲点になりがちですが、作品を仕上げる上では必ず必要なものになります。
そんなにお高いものでもありませんので、編み針や毛糸と一緒にご準備いただけるといいと思います。
次は「その作品を編むために必要な編み方が理解できているか確認する」ステップでお会いしましょう!
では、今回はこれにて。
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